2016/6/14

緩和ケア病棟

緩和ケア病棟師長 安田 千雅子

 当院の緩和ケア病棟は、開棟してから10年が経過しました。開棟時より「患者さんが尊厳を持ってその人らしい生活を送ることができるよう支援する」ということを大切に、看護実践をしています。
 当院の緩和ケア病棟は、看取りだけでなく症状緩和や在宅調整、レスパイトなど様々な目的で入院されている患者さんがみえます。
 決して“死を待つ場所”ではなく“その人らしく生きる場所”であると思っています。
 患者さんやご家族の思いに沿った医療・看護の実践は、時に悩んだり苦しんだりすることもあります。
 しかし、そのような時は看護師同士で助け合ったり、医師やMSWなど多職種で話し合ったりして、チームで頑張っています。
 悩んだり苦しんだりした分、スタッフ一人ひとりが看護師としてだけでなく、人としても成長できていると感じます。

 常に質の高い緩和ケアの実践ができるよう、コミュニケーションを大切にし、チーム力を発揮して頑張っていきたいと思います。

カンファレンス風景
カンファレンス風景

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