2016/10/28

アンドレイ・ググニン

Andrey Gugnin, Piano

1987年生まれのアンドレイ・ググニンは、モスクワ音楽院でヴェラ・ゴルノスタエヴァ教授に師事し、2010年に卒業した後も引き続き同教授の下で研鑽を積んだ。コンクールでの受賞歴は数多く、2009年カントゥ市国際ピアノ・コンクール(イタリア)で第1位、2011年スヴェティスラフ・スタンチッチ国際ピアノ・コンクール(クロアチア)で第2位を受賞。続いて2013年、ウィーンで開催されたベートーヴァン国際ピアノ・コンクールで第2位、2014年にはアメリカのソルトレイクで行われた第16回ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクールで優勝、併せて聴衆賞も受賞した。それらのコンクールで成功を収めた結果、カーネギーホールを筆頭に多くの著名なコンサートホールに出演し、またスタインウェイ&サンズのレーベルにソロ・アルバムを録音した。
そして本年7月シドニー国際ピアノコンクールで優勝し、今後コンクールでアーティスティック・パトロンを務めたワレリー・ゲルギエフとロシアやヨーロッパでの共演が予定されている。
今までに世界20か国以上でコンサートを行っており、モスクワ音楽院大ホール、チャイコフスキー・ホール(モスクワ)、ブラームス・ホール(ウィーン)、ムジークフェライン・ゴールデンホール(ウィーン)、ルーブル美術館オーディトリアム(パリ)、アルテ・オーパー(フランクフルト)、ヴェルディ劇場(トリエステ)ザグレブ国立劇場などに出演している。
また、ロシア国立交響楽団スヴェトラーノフ、モスクワ国立交響楽団、マケドニア・フィルハーモニック、モスクワ室内管弦楽団、ザルツブルク・カメラータ室内管弦楽団、オランダ国立管弦楽団、クロアチア放送交響楽団、ヴォイヴォディナ交響楽団、モロッコ王立交響楽団などのオーケストラと共演している。

写真提供ーケビンコスイナー小山

M.C.S. Stipendium 2016-2021

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